ドラマ「たくさんの愛をありがとう」を見てた。
- 先間 敏子
- たくさんの愛をありがとう
↑原作本だそうです。
予告CMでオフコースの「愛をとめないで」がかかっていたので、
どこでどんな風に使っているのか知りたかったので見ようかと(^^;。
いやあ、見なきゃいけないでしょう(←なぜ)
そもそも、えんじぇるが学生の頃には「スクールカウンセラー」なんて制度はまだなかったので、
その仕事内容とかその熱意とかはピンと来なかったのですが、
もちろん、病気になる前から特に熱心なカウンセラーの方だったみたいですね。
あ、原作は実話だそうです。
もしえんじぇるが余命一年と宣告されたら、一体どうなるんでしょう?
とりあえず、、、やはりこの先間さんのように、
「納得できない」って気持ちになるかも知れないですよね。
「何で自分が?」って疑問で、きっと押しつぶされそうになると思う。
始まる抗がん剤治療等、本当につらいってよく聞きますよね。
容赦なく襲ってくる服作用の数々。
でも、先間さんは挫けることなく病魔に立ち向かっていきます。
それは先間さんのカウンセラーとしての仕事への熱意のため。
現場に復帰することを誓った自分を偽らないために、
自分の足を切断する治療を選択します。
特に気がかかりなのは、
サエコちゃん演じるモエっていう女の子と、
KAT-TUNの田中くん演じる良太って言う男の子。
モエちゃんは大学教授の父との関係をうまく築けず、
次に補導されれば取り返しのつかない状態なのに、家出をしてキャバクラに。
良太は怪しげな所に出入りして、出会い系サイトの詐欺に荷担しています。
先間さんは義足となった足で二人を探し回ります。
「自分がいない間に二人は悪い方向に戻ってしまった」と考えてしまって。
(↑もちろん、そんなことないと思うのですが(^^;)
二人をようやく見つけたものの、残された時間は迫ってくるばかり。
それでも、先間さんは二人の問題と真剣に向かい合います。
モエちゃんの父親と良太の母親。
彼らもまた誰かの助けを必要としていたのです。
そしてやっと先間さんの命をかけた仕事で、モエちゃんも良太も心を開いていきます。
もちろん、彼らの親たちも。
そこにさりげなく描かれていたのは先間さんの家族の支え。
素直で優しい子に育った息子と、物静かな旦那さん。
残された時間と愛を共有する家族の姿。
それでも、病魔は先間さんを命を削って行きました。
「あなたに残された仕事があるとすれば、それは残された私達の仕事です」
榎木孝明さん演じる担当医の言葉を聞きながら、先間さんは天国に。
ここで携帯電話を託す辺りが、割りと最近のお話なんだなあと実感した所で(^^;。
ドラマとしては、前半部分のセリフの絶対量が極端に少ない気がして、
見続けることにかなりの精神力が要りました(オイ)。
心理描写とかほとんどなく淡々と進んで行くので、
録画して見てたえんじぇるは時々意識が(^^;。
さらに先間さんのご主人(平田満さん)が、かなり物静かな、
というかむしろ無気力な感じに描かれていて、
「なんで?だ、大丈夫?」と疑問になってたのですが、
それはドラマ後半になってやっと提示されます。
教師を引退する理由になった教え子の自殺。
熱心であったがゆえに、そのショックは想像を越えるほどだったのでしょうね(>_<)。
でも、途中のシーンで痛みに苦しみ、
ご主人の背中によりそう奥さんの手を握り締めるところとか、
「お父さん、どうしよう。私死にたくなくなっちゃったよ」と言う奥さんの言葉で、
天井を向いたまま涙を堪えてるところは、
えんじぇるは素直に感動しちゃいました(T_T)。
先間さんを演じた桃井かおりさんは言うまでもなく当然ですが、
役者さんって本当にすごいなあ(^-^)。
自然でリアルで、見ているうちになんか本人のような気がしてくるんだもの。
そして最後のスタッフロールと共に、お葬式のシーンでやっと、
「愛をとめないで」がかかったのでした。
ロールでも確認しましたが、小田さんのソロバージョンではなくて、
オフコースバージョンだったところはえんじぇる的には満足。
まあ、できればフルコーラスかけて欲しかったですけど(^^;。
人間の寿命は現在80歳くらい(?)ですが、
ほんと「生きる」ってどういうことなのでしょうね。
えんじぇるもそうですが、やはり病気も何にもなければ、
「明日もたぶん生きてるんだろう」と心の中でタカをくくっていて、
「生きていることのありがたみ」はなかなか実感できないものです。
何らかの病気で余命○年とかって宣告されなくても、
実際は生きていられる時間に限りはあるんですよね。
そうでなくても、事故に遭ったり、犯罪の被害にあったりして、
ある日突然、理不尽にも命を奪われてしまったり。
ただ、その具体的な数字が確定しない以外は変わりないのです。
そう、誰だって永遠に生きられるわけじゃない。
時間が決まっているのは同じなんですよね。
先間さんはある時、「まだ一年ある」とつぶやきます。
「もう」ではなく、「まだ」。
たとえ限られた時間でも精一杯の仕事をしようと。
そして、生まれてきた、生きてきたことに感謝しようと。
「たくさんの愛をありがとう」
人生を終える時に、先間さんの残した言葉のように言える人って、
なかなかいるもんじゃないだろうなと思ったえんじぇるでした。
。。。。。
あ、後、オセロの中嶋さんがチョイ役で出てたのと、
どーしてこうも浅田美代子さんは、
「からくりテレビ」の時とキャラが違うのかと思ったところ、
以前、桃井さんがウッチャンのコントのキャラ・牛姉さん(?)と共演したのを思い出したこと。
これを書いておこう(笑)。
- オフコース, 山上路夫, 馬飼野俊一, 山川啓介, 青木望, 東海林修, 小田和正, 松本隆, 矢野誠
- オフコース・グレイテストヒッツ 1969-1989
↑オフコースのベスト「SELECTION」シリーズに、
昔えんじぇるが持っていた東芝EMI時代の11枚組の中のレア&未発表曲を加えた感じみたい。
(マニアしかわかんないですよね(^^;)
えんじぇるも欲しいもんだっ!
「都立水商!」を見てた~。
今日のドラマ・コンプレックス、略してドラコン(笑)で、
「都立水商!」ってのをやってましたね。
最初、録画だけして後日見ようと思ってたのですが、
結構、面白かったのでうとうとしながら、ほとんど見ちゃいました(^-^)。
水商売のプロを目指す高校生の学校、都立水商。
私立じゃなくて都立って所もミソですね(笑)。
現実でも、最近はいろんな専攻科があるとはいえ、
まあやはり水商売はちょっと実現しそうにないかも(^^;。
一応、オミズ経験者のえんじぇるとしては、
やはり学校(高校時代)でオミズを勉強するって言うのはピンと来なくて。
ホステス科、ホスト科、メイド科、ゲイバー科、マネージャー科、
そしてなんと、、、フーゾク科(オイオイ(^^;)。
お店のマネージメントってことではマネージャー科は何とかありそうですが、
他はやっぱりなあ。
もし出来てもやはり入学者はいないだろうな(笑)。
だからこそ、ドラマとして見ると面白いわけで。
主役のベッキーちゃんは確か、
今年、大学を卒業したってニュースを見た記憶があるので、
現実の年齢は恐らく22歳ですよね。
それを知ってるせいか、やはり制服姿に違和感を感じて見たり。
ジャージを着てるのはそのせい?(^^;
いやまあ、他のキャストも年齢はどーだかわかりませんけど(笑)。
でも、そういう意味で芸能人って良いなあと思う。
だって、お仕事としていろんな格好ができるんだもん(^^;。
更にはメイクとかもプロの方にやってもらえるわけだし~?
それが映像として残るんだもんなあ(遠い目)。
えんじぇるだってメイド服とか着てみたいもんだっ!(←オイ?)
、、、、、いや、そりゃ似合いませんけどね(>_<)。
オミズ時代にしたことあるのは浴衣くらいかなあ。
あ、セーラームーンのコスプレはしてたか(笑)。
作品中にゲイバー科の子がセーラー服で生活してるってのがありましたが、
まあ、今なら現実にもありえるから良いなあ。
えんじぇるの頃なんて全国的にも論外だっただろうし、
おまけに中学は市内全校で男子の頭は丸坊主、
高校も髪の毛が耳にかかっちゃいけないとかって校則でしたから(T_T)。
それはともかく、オミズの基本ってことより、
そのお店独特のルールってものの方が現実には多いかも。
あるお店ではビールはラベルを隠して注ぐのが当たり前だったり、
違う店ではきちんとラベルを見せる方が正しいってことになってたり。
お客のあしらい方なんてのもそうですね(^^;。
原作があるそうなので、読んでみたいもんです(^-^)。
- 室積 光
- 都立水商
↑小説版?
- 室積 光, 猪熊 しのぶ
- 都立水商! 8 (8)
↑コミックス版
ある朝、世界は平和になった。
- バンダイビジュアル
- ウルトラマンマックス 1
昨日もまたあまり眠れないままで朝になり、
病院に行こうかどうしようかと迷っていたのですが、
ふとテレビをつけたら、この「ウルトラマンマックス」をやっていたのです。
それも最終回である今回のラスト5分あまりだったり。
思わずラストシーンで、
「いや、あの、妙にお肌がつるつるですけど?(謎)」
とツッコンじゃいましたが、
とにかく、世界は平和になった模様で?(笑)。
そもそも、ウルトラマンにしろ、仮面ライダーにしろ、
「おせっかい型ヒーロー」っていうのは、
世界が平和であればその存在意義がありません。
何らかの倒すべき敵がいなければ、することがないのです。
ですから、必ず「悪」が先にあります。
その「悪」を倒すために、どこからともなく「正義(ヒーロー)」が現れます。
ウルトラマンだって、例えば家族旅行の途中に地球に立ち寄ったとして、
そこに怪獣なり何なりが発生しなければ、観光して記念写真をとって帰るでしょう。
逆に言えば、物語を作る際に、「ヒーロー」がかっこいいヒーローであるためには、
それと戦う「悪」もある意味「ヒーロー」でないといけなかったりします。
最近のアニメは特にそうですよね。
ヒーローも悩むように悪役も悩みながら戦っていたり、
それこそ悪ですから、組織の中の仲間同士でも打算があったり(笑)。
単純にどちらが悪なのか、正義なのかはっきりしないものもありますよね。
その分、物語も奥深い分、善悪すっきりしないままで色々考えさせられたり。
今回のウルトラマンマックスの最終回でも、
敵は地底人(?)なのですが、
彼らは地球を汚染した地上人を絶滅させて、
地球の環境を元に戻すという目的のために攻撃をしかけたのです。
我々、地上人にすれば、返す言葉もないですよね(笑)。
でも、だからと言って、絶滅させられてもかないませ~んなわけですよ。
ところが、地底人の理屈が理屈だけに、
なんとウルトラマンマックスも戦いに協力してくれません。
「それは地球に住む生物同士の問題だ」だとさ。
あれ?一段高い所に登ってしまうわけですね。
そしてこんな時こそ、地上人の力量が問われるわけです。
でも、現実の地上人には果してそんな力量があるのでしょうかね(^^;。
実際、考えさせられちゃったりします(笑)。
しかし、、、確かにそれまでウルトラマンに「おんぶに抱っこ」だったとはいえ、
それはあまりな仕打ちじゃあ~りませんか(笑)。
まあ、無事に世界は平和になり、
ウルトラマンマックスは星に帰るわけですが。
そう言えば、マックスが帰ってきたお祝いパーティとか、やはりやるんですかね。
あのでかいのがどんちゃん騒ぎ(想像)。
兄弟げんかとかもきっと大変でしょうね(笑)。
- 柳田 理科雄
- 空想科学読本〈2〉
怪獣の倒し方を科学的に検証してます。
かなり笑えます(^-^)。
そうそう、次のウルトラマンの名前は「メビウス」と言うそうです。
来る前にわかっているわけですね(違)
「SAW2」を見た。そしてむかついた(笑)。
- 角川エンタテインメント
- ソウ2 DTSエディション
終った後にとんでもなくむかつく物語ってたまにありますよね。
SF小説が好きな方はご存知だと思いますが、
ジェイムズ・ティプトリー・JRの短編「たったひとつの冴えたやり方」って言うのと、
映画ではこの「SAW」シリーズがそれだと思います。
なんてったって、理不尽さがウリのこの映画、
実は「キューブ」同様に最初の「1」の方はかなりの低予算で作られたそうです。
「1」の特典映像のインタビューの中で監督だったかプロデューサーも言ってますが、
まずその状況からシナリオを膨らませたそうです。
どこかわからない汚いバスルーム(外国なのでトイレと一体)の対角の端っこに、
片足を鎖で繋がれた二人の男が目を覚まします。
そして部屋の真ん中には血を流して倒れている死体。
設けられた制限時間内に目的を果たさないと、ゲームオーバーです。
その部屋の中にある物と、一緒にいる人で謎を解いて行き、
部屋を脱出するのが目的でした。
そう、被害者は通称「ジグソー」の勝手に作ったゲームをやらされるのです。
何気にプロットは「キューブ」と一緒ですね。
しかし、見終わった後のむかつき感は「SAW」の方がはるかに強烈です。
「1」の物語はそのほとんどが閉鎖されたバスルームの中で展開するのですが、
今回の「2」は多少広くてどこかの建物全体です。
しかも、同時に閉じ込められている被害者は6人。
しかし、この6人は「ゲーム」が開始された後も、
もちろんお互いに疑心暗鬼になり、協力などまったくしません(笑)。
それどころか、お互いの共通点こそが重要なカギにも関わらず、
それを突き止めることもないままで右往左往します。
ところが、「ジグソー」の狙う本当の被害者は、
実はこの被害者達が閉じ込められた建物の外にもいました。
それは「1」でもジグソーを追い詰めた刑事です。
(↑この辺は映画の最初ですぐわかるので(^^;)
んで、何がむかつくって「1」もそうなのですが、
犯人「ジグソー」の自分勝手すぎる犯行動機というか、理屈です。
それが「ジグソー」の「理由」だったりもします。
自分は「不治の病」で残された時間が決まっている、
だから、「人生をきちんと歩んでいない」人間が許せない。
そこで私はそういう人間を危険なゲームに参加させて、
「生きていることのありがたみ」を実感させるのだ。
「ジグソー」はそう言います。
しかし、彼は「生への執着は無い」と言う感じの言動を見せながらも、
実はめちゃめちゃ執着しているんですよね。
それが今回の被害者の刑事に対する、
「ガンに打ち勝つ方法とは?」という謎かけになっています。
制限時間内に謎を解き、脱出する、
それは「ジグソー」自身に科せられたゲームでもあるわけです。
いくら彼が被害者達の素行にもっともな理由を当てはめようとも、
結局は範囲を狭めた空間で、自分のゲームを縮小し、具現化しただけです。
それを面白く観戦し、あくまでも、
「自分は手を下していない。死を選んだのは被害者自身だ」と言うのです。
被害者達をそこに閉じ込めて、勝手なルールを決めたにも関わらず。
そして今回の「2」ではスケールアップしたのはもちろんのこと、
新たな展開があります。
「1」の最後で超とんでもないどんでん返しがありましたが、
今回も超、超、超むかつくどんでん返しを見せてくれます。
それは「1」へのオマージュでもあったり(笑)
結局、観客も製作者の「ゲーム」に巻き込まれてる気になり、
物語は終わり、、、ません。
だって、「ゲーム」には、ルールが厳格であればこそ、
初めと終わりはきちんとありますが、
一方で、それが「ゲーム」である以上、何回でも繰り返されるのですから。
「ゲーム」と言えば、そういうタイトルの映画もありましたね。
マイケル・ダグラス主演でしたっけ。
でも、やはり見た後のむかつき感はこちらの方がはるかに上です。
あと注意として、この「SAW」は「1」にしろ、「2」にしろ、
今のえんじぇるのように体調の悪い時に見るのは絶対にオススメしません(笑)。
何気に吐きそうになりますから(^^;。
両作品とも、やはり画面も暗めで、
嫌でも自然と画面に集中させられます。
特に「2」は予算的にもパワーアップしてるのか、
全体的にかなりリアルに作られてますので(^^;。
いや、ほんと、さらに体調が悪化した気がしてなりません(T_T)。
- 東宝
- ゲーム
- ジェイムズ,ジュニア ティプトリー, 浅倉 久志, 浅倉 久志
- たったひとつの冴えたやりかた
↑そういえば、この作品でも不気味な人形がでますね(^^;。
↑読んだ後で、「どこが冴えてるの?」と必ずツッコミたくなるでしょう。
そして、、、哀しさにむかつきます。
もし自分が同じ状況におかれたら。。。
。。。。。
レンタル一本につき100円の割引券をもらっているのですが、
とても制限期間内に使い切れそうにありません。
期間を区切られると、人間はやはり焦りますね(笑)。
300円の傘とはいえ。。。
すい臓の痛みらしきものも治まらないし(T_T)。
昨日の天気予報では晴れるって聞いていたのに、
着替えて外に出てみると、ちらほらと雨が降ってたり。
仕方ないので、傘を取りに部屋まで戻りました。
てなわけで、傘差し運転(ほんとはダメですよ(^^;)でへろへろと出発。
しかし、ほんと体力がなくなった気がします(T_T)。
で、今回からまた1A/週に戻して注射を打ってもらいました。
ついでに肩のマッサージをしてもらって帰ろうとしたのですが、、、あれ?
傘立てに入れた傘がない???
うっ、誰か持って帰っちゃったのね(T_T)
思わず動揺しちゃってうろうろするえんじぇるに、
待合室にいたおばちゃん二人組も何事かとびっくり(^^;。
あ~、やっぱりどこにも無いのね。
一応、言うぞ。
「おかあさん、僕のあの傘、どこに行ったんでしょうね?」(遠い目)
え?古いですか?(^^;
そりゃ、300円のビニール傘ですけどね、無いと困るんですよ、やっぱり。
と言うことで、にわか雨の中をチャリンコで帰ったえんじぇるなのでした。
- 角川エンタテインメント
- 人間の証明
つーか、麦わら帽子って何気に良いなあ。
麦わら帽子に白いワンピースとか、、、って絵にありそう(笑)。