「のだめカンタービレ」を見てる。 | えんじぇるの言の葉。

「のだめカンタービレ」を見てる。

二ノ宮 知子
のだめカンタービレ(1)

と言うわけで、先週から月9ドラマとして放送されている「のだめカンタービレ」ですが、
これが思ったより(?)、めちゃ面白いのではまりかけのえんじぇるだったり。

ほんとはドラマが始まるまでに原作マンガを読みたかったのですが、
そのチャンスもなく(笑)

最初、「のだめ」って何?って思っていました(^^;。
主人公の「野田恵」のあだ名だったんですね。
しかし、自分から「のだめって呼んで」って言うかなあ(笑)。


のん気でドジで「片付けられない女」でもある、野田恵(通称・のだめ)。
音大のピアノ科に入ってはいるものの、将来の夢は保母さん。
一方、音大学生の憧れの的・千秋。
才能に恵まれながらも飛行機にも船にもトラウマがあり、海外留学に行けない。
さらに小さな頃の有名指揮者との約束のため、
指揮者を目指しているものの、日本では勉強できないと決めているので、
ピアノ科に入ってくすぶっている毎日。
ある日、飲んだくれた千秋は隣の部屋に住むのだめに出会う。
弾き方はめちゃくちゃだがなぜかのだめのことが気になり始める千秋。


しかし、なんですね。
えんじぇるは中・高でコーラス、さらに高校のしばらくの間だけ、
ブラスバンド部に入っていたので音大出身のOBとかいましたが、
音大とか芸大って何気に未知の領域ですね(笑)。
しかも芸大はともかく、音大ってイメージ的に学生みんながお金持ちって気が(^^;。
そりゃ、実際はそんなことないのでしょうが(笑)。

って言うか、音大を卒業した人ってどこに就職するんだろう。
みんながみんな、音楽だけで食べていける演奏家になれるわけでもないだろうし、
どこかの楽団に就職(?)にできるわけでもないだろうし。
その意味では音大を出て保母さんっていうのだめの夢はリアリティがあるのかも?

このドラマでも元々お金持ちっぽい背景の千秋はともかく、
その隣に住むのだめの部屋にもピアノがあったりするんですから。
当然、防音になってるんだろうしなあ。
のだめもお金持ちの家庭の子なのかな?
でも、それじゃあなんとなくお話としては面白くないよね?

お友達のお弁当を勝手に食べたり、
バイオリンのテストのピアノ伴奏のお礼に食べ放題と言われて、
のだめがめちゃ喜んでるところを見ると、
やはりそんなにお金持ちではない感じなのかなあ。

一方、千秋にしてもトラウマという縛りもあるせいか、
偉そうで不遜な態度にしていても決してそれになりきれず、
のだめに振り回されていく様子が何気に人間らしくて良いです(^-^)。


このマンガ、ドラマのおかげでクラシックも盛り上がってきたそうですが、
えんじぇるがブラスバンドにいた時は、
いわゆる「セミクラシック」の曲を演奏することが多くて、
どーものめりこめなかったんですよね(^^;。

それ以前に、えんじぇるは楽譜も読めなかったし、なんにせよ音感がなかったので、
中学のコーラス部の顧問の先生の「もしよかったら音大進学も考えてね」ってセリフは、
全くの笑い話にしか聞こえませんでした(笑)。
それに、、、男声パートをするなんてやっぱ嫌だったし(^^;。

でも、このドラマを見ていると、原作がマンガであるせいか、
絵的にも派手で笑えるシーンが多くて、
何気にクラシックにも興味を引かれてしまいますね(^-^)。

来週の第三話も楽しみですね♪

ビリー・ジョエル
THE COMPLETE HI

↑第一話で千秋がのだめの「悲愴」(ベートーベン)を聞いて、
「あれじゃ、『悲愴』じゃなくて『悲惨』だ」と言いますが、
「悲愴」に歌詞をつけた曲があります。
確か「今宵はフォーエバー」だったと思います(^^;。

音大進学ゼミナール
音大受験生のためのパーフェクト楽典・問題集

↑こんな本もあるそうで。